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=======夜草の園

8月が過ぎる前に・・・

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【自分とつながる戦争】


NHK日曜午後6:10〜6:45『課外授業ようこそ先輩は、
ほぼ毎回見ている好きな番組です。
過日の日曜は、イラストレーターで画家の黒田征太郎氏が
母校に向かう回の再放送でした。
(たまたまこの放送は2度とも途中から視ました。)

母校の小学生たちに「戦争」をテーマに絵を描かせるのです。
体験をしてなくても、「戦争はイメージできる」という事でしょう。
これは正しい事だと思いますね。
想像力の欠如が暴力や殺人や戦争を生むと言えそうだからです。

番組(授業)の結論としては
戦争はいけない事だよね」という事になるのですが、
途中で
黒田征太郎氏が、同時多発テロのあったニューヨークの事件現場に赴いて
静観している場面が挿入されるのです。
これはおかしい・・・。
戦争の悲惨さを訴えるなら、アフガニスタンに行くべきではないか
とボクは思いました。

日本から取材で行くのなら、そうすべきです。
ところがネットで検索してみると黒田氏はニューヨークを拠点としてるらしい。
在住という事でしょうか。
ならばニューヨークからの視点になる事はやむを得ません、
という事になりますか・・・。




それでもやはり
戦争の悲惨さをテーマに」TVを作るの難しいと思わされますね。
情報が片寄るとイメージ操作になりかねない。
黒田氏の授業のテーマは、
戦争は自分たちの生活とつながっている
という事を子どもたちに実感させる事だと思うのですが、
視聴者には「ニューヨークでの同時多発テロ」からでしか、
戦争がつながっている」事を感じさせられない
かのように思えてしまいます。
アフガニスタンに爆弾が落とされても
日本とは無関係の事としか感じられないのが我々なのかもしれませんねー。

(これを読んでくれてる人を含め)個人個人からは、
いや。アフガニスタンにも同情する」「アフガニスタンにこそ同情する
という意見も出て来るに違い無いのですが、
TVのような巨大なメディアに見る論調では
身近な戦争とそうでない戦争の線引きが出来てしまうように思われるのです。



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